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神棚 Q&A

ー目次ー

イ.神棚のお話し

ロ.神具のお話し

ハ.神社のお話し

ニ.神事のお話し

ホ.神棚板のお話し

へ.祖霊舎のお話し

ト.外宮のお話し

チ.鳥居のお話し

ー細目ー

イ.神棚のお話し

1.神棚のお話し 2.神棚(かみだな)は祀らないといけないでしょうか 3.神棚を購入する時の注意点 4.神棚の選び方 5.神棚を祀る日のお話し 6.神棚が無い場合の祀り方 7.神棚の種類 8.神棚の祀り方 9.神具の置き方 10.神前へのお膳折敷の使い方 11.供え物と拝礼作法について 12.神札の納め方順位 13.神札いろいろ 14.なぜ、お札を(1年に1度)取り替えるのでしょうか 15.古いお神札屋神棚の処理 16.神棚の掃除 17.扉に付いて 18.神棚が神札でいっぱいになった時のお話し 19.神宮大麻とは 20.御神札は何故毎年替えるのでのでしょうか 21.神札はどのように受けるのでしょうか 22.神札が入らない場合 23.二階屋で一階に神棚を祀った場合 24.神棚のお参りの仕方 25.正月飾り 26.引越しした場合、氏神さまは変わるの?お神札も受けなおすの? 27.神棚撤去のお祓い 28.実家には神棚がありますが独立した家にも 必要ですか!のお話し 29.氏神様のお話し 30.古い神棚や神札等の取り扱い方のお話し 31.神棚のお引越しの時は

ロ.神具のお話し

1.三方(さんぼう、さんぽう)って何に使うのでしょうか 2.三方の穴の方向はどちら 3.三宝の使い方 4.神鏡 5.金幣の置く位置 6.台所の神様のお話し 7.家守り神のお話し 8.神棚にお飾りする榊ってなんでしょうか 9.家庭の神棚にある注連縄(しめなわ)の向きはどのようにしたらよいのですか

ハ.神社のお話し

1.絵馬(えま)には何でも書いてもよいのでしょうか? 2.神社に飾ってある注連縄のお話し 3.式年遷宮とはなんでしょうか 4.願解(がんほどき)」って何ですか 5.破魔矢(はまや)とは何ですか 6.氏神様と崇敬神社の違いは何ですか 7.神社の拝殿と本殿の違いのお話 8.なぜおはらいをするのでしょうか 9.ご神木 10.神社のお守り袋の中身のお話し 11.誕生してからの神社との関わりは幾つありますか? 12.御朱印を受けるには 13.手水舎 14.おみくじ 15.絵馬のお話し 16.お賽銭のお話し 17.ペットとの神社参拝のお話し 18.神馬(しんめ)のお話し 19.初詣のお話し 20.神主さんが持っている木の板のお話し 21.安産祈願に行きたいのですが! 22.神使(しんし)ってなんでしょうか 23.金品をお供えするときの表書きの書き方について教えて下さい 24.古い神札(しんさつ)やお守(まも)りはどうすればよいの

ニ.神事のお話し

1.家を新築したいのですがどのような事をしたら良いのでしょうか 2.庭の木を切るときにお祓いは必要でしょうか 3.井戸を埋める時はどうしたらよいのでしょうか 4.解体清祓ってどんなお祭り 5.増築・改築でもお祭りはするのでしょうか 6.竣工祭 7.家相について 8.上棟祭(じょうとうさい) 9.地鎮祭の日取りについて 10.地鎮祭とは 11.建物のお祭り 12.清め塩について教えて下さい 13.玉串奉奠の作法

ホ.神棚板のお話し

1.神棚板

へ.祖霊舎のお話し

1.祖霊舎とは 2.神道葬祭のお話し 3.神道の忌と服のお話し 4.結婚式などの慶事の直前に身内に不幸があった場合は、どうすればいいの? 5.不幸のあった年は、正月の祝い事はできないのでしょうか 6.家族が亡くなった時、神棚はどうすればいいの?

ト.外宮のお話し

1.外宮(外祭用祠)の祀り方

チ.鳥居のお話し

1.鳥居って何ですか

イ.神棚のお話し

1.神棚のお話し

神棚にお神札をお祀りしてお祈りするのは、
なにも難しいしきたりや、
決まりごとを必要とするものではありません。
日々のなにげない幸せに感謝して、
手を合わせる、ささやかな気持ちが大切です。
神棚にお神札をお祀りする習慣は、
古くは伊勢神宮の御師(おんし)によって
神宮大麻が全国各地に配布されていた頃に由来し、
後に明治天皇の思召し(おぼしめし)により、
伊勢神宮に参拝するのと同じ気持ちで、
家庭内においても毎日拝めるようにと、
近くの氏神さまを通じて
皆様のご家庭に神宮大麻が頒布されるようになり、
全国に定着しました。
普段はなかなか神社へ参拝できなくても、
おうちの中で気軽に手を合わせられる「小さな神社」、
あなただけの「祈りの場」、それが神棚です。

2.神棚(かみだな)は祀らないといけないでしょうか

神棚がなくても神札をまつることは出来ます。
大切なことは神様の分霊(わけみたま)を
身近な所でおまつりするということです。
そのためには不浄(ふじょう)を避け、
作法に適(かな)った形でおまつりする姿勢が
大切になります。

3.神棚を購入する時の注意点

神棚板に収まるかどうか 棚板と天井との高さも良く測ってください
持っている神札の数と大きさも考えましょう

4.神棚の選び方

一般的に神棚は目線より高い位置に祀ります
ですから神棚板にあげますと小さく見えますので
大きめの社をお勧めします。
形も一社・三社・五社・七社とございます
又祀る時期は家を建った時、新居を構えた時
とか子供生まれたとき
入学や成人の時・厄を祓う忌みで厄歳の時
などに祀ったら良いでしょう。
そして
今お持ちのお神札を祀ることが出来るか
(神札の寸法)に注意しましょう。
神札が大きくて社に祀れない事もあります

5.神棚を祀る日のお話し

本来は御神札を納める日が重要ですが神棚を
購入する日を気にする人が多く見受けられます
日取りに良いとされている日を順番に示しま
したので参考にしてください
大安(たいあん)
何事をするにも上吉の日です
友引(ともびき)
朝夕は祝い事に用いて吉但し正午のみ凶です
先負(せんまけ)
諸事控えめに静観が良い日 午後は大吉
(もともとは小吉で良日に当たる)
先勝(せんかち)
急用や訴訟などに用いて吉の日但し午前中は
吉だが午後は凶です
赤口(しゃっこう)
新規事業開始、その他の何事をなすのも忌む
べき日但し午前11から12時の1時間だけ
は吉、朝夕は凶です
仏滅(ぶつめつ)
何事をするのも忌み慎むべき大凶の日です
以上六耀は江戸時代から現在まで続いている習慣の
ひとつと考えられています。

6.神棚が無い場合の祀り方

タンスや本棚の上などを整えて綺麗な敷物を
敷いておまつりしましょう。
宮形(神棚)が置けない場合は、
お神札のみを立てておまつりする方法もあります。
大切なのはおまつりする心ですから、
出来るところから工夫してみましょう。

7.神棚の種類

神棚には色々な種類があります置く場所のスペースを考えて
購入するようにしたいものです
屋根型においても一直線の通し屋根ややねの段差がある屋根違い、
他に箱にはいっている箱宮などがあります。
扉も一つの一社宮、扉が三つの三社宮他に扉五つの五社宮、
扉7つの七社宮がございます

8.神棚の祀り方

神棚は南向きか東向きにおまつりします。
ただし、人の往来の多い場所や、階上がある場合、
ちょうど神棚の上を人が行き来する場所はさけた方がいいでしょう。
住宅事情も昔と異なり、なかなか理想の場所に
神棚を設けることが難しいですが、
できるだけ明るくて清らかな、環境のよいところを選んで
おまつりすればよいでしょう。
神棚は一般に、目線よりも高い位置、座敷や居間の鴨居などを
利用して棚を作り、その中央に神殿を構えます。神殿の両側には、
繁栄の象徴である榊(さかき)を活けます。
お水は毎日取り替えましょう。

9.神具の置き方

神さまがお召し上がりになるお米・お塩・お水を毎日お供えします。
お供えした後は、お下がりとして家族でいただきます。

10.神前へのお膳折敷の使い方

神棚に供え物を奉献する時に棚と天井との
間が狭く三宝ではタケが高すぎることがあります。
その時に使用されるのが
折り敷き、足打折敷きです。
長膳はその名の通りお膳を横長に作った物で
供え物の種類や神棚の都合によって使われます。
通常神棚の供え物は三宝やお膳に盛って奉ら
れますがそれが使えない場合 それらを
何台も連ねてのスペースが無く使えない場合
又1台に沢山の供え物を
盛らねばならないような場合などに使われます。

11.供え物と拝礼作法について

 神棚にお供えを致しますが
 神さまといっしょにいただくと云う気持ちが大切です
 神さまにお供えする食物などを神饌(しんせん)といいます。
 神饌は毎朝お供えするのが望ましく、
 日常の神饌は、お米(洗米)、お酒、お塩、お水が基本です。
 それぞれ神具7点セットで揃えてあります
 向かって右から榊・ご神酒・塩・米・水・ご神酒・榊となります
 朝にお供え物をするとき、
 夕方にお供え物を下げるときに
 この作法にておまいりしましょう
 神さまにお供えしたものは「お下がり」
 として家族でいただきましょう。
 他に合格通知や祝物の熨斗紙などが
 ささげられる場合もあります

12.神札の納め方順位

お神札の種類によって、納め方の順序は決まっています。
横に並べておまつりするときは、
中央に伊勢神宮のお神札である神宮大麻(じんぐうたいま)、
向かって右側に氏神さまのお神札、
そして左側に崇敬する神社のお神札を納めます。
重ねておまつりするときは、
一番手前に伊勢神宮のお神札、後ろに氏神さま、
次に崇敬する神社のお神札を納めます。

13.神札いろいろ

伊勢神宮にお参りしたときに授与所で角祓・
大角祓・ 剣祓・守祓等受け取ることができます
お宮さんに参拝したとき感謝の気持ちや
神様のお力を頂きたいという願う人々が
受け取る神札です。
神宮大麻は明治天皇の御意向で全国に
頒布されている神札で神札の頒布は
各神社の神主さんが出向いたり他に
世話人が出向いたりしています。
地域によっては隣組の回覧板で申し込む
ことも出来るケースもあります。
神札の寸法は
   神宮大麻 タテ245mmxヨコ68mmx厚1mm
   大角祓  タテ305mmxヨコ105x厚9mm
   剣 祓  タテ263mmxヨコ82mm
   角 祓  タテ263mmxヨコ82mmx厚5mm
各種ありますので神棚に神札が入るかどうか確認して神棚を求 めてください。
入らない場合は最悪神棚の横に立てかけて
祀るものよいでしょう

14.なぜ、お札を(1年に1度)取り替えるのでしょうか

新年を迎えるにあたり、
すべてがあらたまるように新しいお神札をお祀りし、
より一層の御神徳を戴くためです。
昔から新年を迎えるごとに氏神さまから新しくお神札を受け、
新しき年の繁栄と幸福を祈ってきました。
真新しい神宮のお神札と氏神さまのお神札を神棚にお祀りして、
新たな息吹をいただいき、清々しく素晴らしい心で新年を迎えましょう。
また、古いお神札やお守りは、
今年一年を無事に過ごせた事に感謝し、神社に納めましょう。

15.古いお神札屋神棚の処理

神札は神社で決められた日に神札を買った神社へ納めましょう
神棚は正月に限らず神社にもって行き玉串料を添えて納めます
神具は本来神社に納め物ですが神社で受け取らない場合は塩で清め燃えないごみに出しましょう。

16.神棚の掃除

一般的にはお正月を迎える前に神棚の掃除を致します。
そして神社から頂いた新しい神札を納めます。
注連縄や神幕も新しい物と交換するといいでしょう

17.扉に付いて

普段は締めているところが多いいようです。
一般家庭では大掃除や神札の入れ替えの時ぐらい開ける事はありません

18.神棚が神札でいっぱいになった時のお話し

神札は新年に新しくします
古い神札は粗末にならないように近くの神社
か崇拝する神社へ納めてください
正月の「どんと焼き」は古い神札を納める
良い機会ですね
又初詣に行った時に入れ替えに前のお神札を
納めても良いでしょう

19.神宮大麻とは

伊勢の神宮のお神札を神宮大麻と言います
年毎全国の神社を介して各地に領布されます。
神宮大麻は、古くは「御祓大麻(おはらいたいま)」、
「御祓(おはらい)さん」などとも呼ばれ、
御師(おんし)といわれる神宮に仕えた人々によって
領布されてきました。
神宮大麻は崇敬者のために御師がお祓いし、
祈りをこめた「みしるし」として領布された「御祓大麻」が起源といわれ、
もともとは、お祓いに使われていた麻(あさ)のことでしたが、
後にお祓いを受けて授かる御神札のこともこう呼ぶようになったそうです。

20.御神札は何故毎年替えるのでのでしょうか

形のあるものは年を経る毎に朽ちていきます。
しかし、神様の宿る御神符は清浄でなければなりません。
毎年お正月に御神符を替えるのは、
神様の恵みと祖先の恩とに
感謝し心を新たにするためです。
また、御神符にかかっている薄い紙は、
御神符を保護するためのもので、
包装紙のようなものです。
本来は外します。

21.神札はどのように受けるのでしょうか

氏神から、伊勢の神宮のお神札(神宮大麻)と
氏神様のお神札を受けることができます。
年末には、新しいお神札を受けて、
清々しい気持ちで新年を迎えましょう。
お守りは、神さまのご加護をいただくために身に付けるものです。
お神札のように一年ごとに受けてもよいし、
願いがかなうまで身につけていてもよいでしょう。

22.神札が入らない場合

お神札が神棚に入らない場合は神棚の棚板の
上に立てかけてお祀りします

23.二階屋で一階に神棚を祀った場合

どうしても上に人が行き来する場合は”木彫雲”を天井に貼ります。
神棚の上に部屋や廊下などがあって、
神棚の上を人が通る場合は神棚の上の天井に「雲」の文字を貼って、
その上が空だということにします。
マンションや二階建てのお家の1階に神棚をお祀りされる方、
この木彫りの「雲」を貼ればもう大丈夫です。

24.神棚のお参りの仕方

これは神社の参拝の仕方と同じです。
2回お辞儀をして2回拍手を打ち一回お辞儀をします。
朝は家族の健康や安全を願いましょう
お祝い事などが合った時はその時々にその喜びをお伝えしましょう。

25.正月飾り

お正月にはどこの家も門口に門松や正月飾りをつけます。
これは歳神様をお迎えする目印(依り代)となります。
 そもそも お正月は歳神様を家々にお迎える行事です。
歳神様は稲の魂であると供に
私達の祖先の御霊とも一体であると信じられ、
正月に家を訪れ家族に一年の幸福を授けてくださる神様です。
昨今ではこれらとは別の素材で作られたものや
果ては全てがプラスチックで作られたものが出回っているようですが、
本物の素材で作られたものでないと
歳神様も宿るに宿れないかもしれませんね。

26.引越しした場合、氏神さまは変わるの?お神札も受けなおすの?

引っ越した場合、
氏神さまは新しい地域の神社になります。
どこの神社が氏神さまかわからないときには、
近くの神社の神職に確かめてみましょう。
お神札は新しい氏神さまから受けて神棚にお納めし、
前の氏神さまもその年が終わるまでは
一緒におまつりしましょう。
また、前の氏神さまにも常に感謝の気持ちを持ち続けたいものです。

27.神棚撤去のお祓い

神棚をお祀りする事が出来なくなった
場合には神棚納めのお祓いをします。
神棚のある場所に神職を招きそれまで
家や家族を守ってくださった
神様にお供え物をして感謝の意をささげる
祝詞を奏上して了解を頂きます
祭典終了後はご家族の皆さん等で気をつけて
神棚を下していただき最寄りの氏神神社に
幣帛料(へいはく)を添えてお納めください。

28.実家には神棚がありますが独立した家にも 必要ですか!のお話し

神棚をお祭りする事は日本古来の民族信仰に
基づくものであって家族の除災招福や安泰を
祈願する中心となるところです
家族揃って神棚の前で家内安全、社会の平安を
祈願することは、次代を担う子供たちの「人」
としての道徳心を養います
これを機にご自宅にもぜひ神棚をおまつりし、
幸せな家庭生活をお送り下さい
大きさも様々あります 祀る場所を考えて選びましょう
又お神札の大きさに応じた神棚を求めましょう

29.氏神様のお話し

もともとは氏族の守護神を氏神様といいます。
同じ祖先から出た人々や又血縁関係がある
人々の中の共通の神様という事になります
藤原氏は春日神社
橘氏は梅宮神社
清原氏は藤森神社
源氏は石清水八幡宮
などがそれにあたります
昔は氏族ごとに集落を形成していましたので
そこに祀られる神社はおのずと氏族の守護神
即ち氏神となりましたが中世以降は氏族が
解体して同じ土地の中に別の氏族の者が
混じって住むようになりました。
そうなると氏神イコール氏族の守護神という
関係が薄れてきてその土地の守り神ととらえ
るようになりました。
どこにあるのかわからないようでしたら
お住まいの都道府県の神社庁に問い合わせれば
あなたが住んでいる地域の氏神様を教えてくれます。

30.古い神棚や神札等の取り扱い方のお話し

長年お奉りしたうえ古くなった神札やそして
お守りなどは一般的に
歳末や年始に拝受してその後1年間、神札は
神棚に奉安し、お守りは身近に携帯いたします。
そして年末大晦日に氏神様などで行われる
大祓式のときや正月15日前後に行われる
正月の松飾りや注連縄などを焚き上げる「左義長」
などにおいて古い注連縄や神棚・祭器具の使われなくなったものなどと一緒に神社境内に持ち寄って焚き上げることが出来ます。
岐阜県中川市にある護山神社(もりやまじんじゃ)では
(伊勢神宮遷宮の折に切り出されたご神木が出発する神社)
5月3日に皆様から依頼された神棚や神札を古祠焼納祭(こししょうのうさい)で焼納致します。
その灰は山に返され樹木の再生をお祈りします。

31.神棚のお引越しの時は

会社の転勤などで引っ越す場合神棚や神札は
どのように扱ったら良いか
気になるところですが
できましたらそのまま転勤先のお持ちください
できない場合は神社に行きお焚き上げをして
頂いてください
神棚の中に神札を祀ってあると思いますが
その神札ですが引っ越しの場合は神棚から
一度だしなるべく白い紙か白い布に包んで
改めて神棚に納めます。
粗末に扱わないようにしてください。
引っ越した場所によっては氏神様が変わる
場合がございます。
そのような場合は現在お祀りしている氏神様の
神札はそこの神社に納めて頂き引っ越し後は
新しい氏神様の神札を受けて神棚に祀りましょう

ロ.神具のお話し

1.三方(さんぼう、さんぽう)って何に使うのでしょうか

神道の神事において使われる、
神饌(お供え物)を載せるための台です遠い昔は、
高貴な人物に物を献上する際にも使用されました
寺院においても同様のものが使われています
材質は、桧などの素木(しらき)による木製で、
折敷(おしき)と呼ばれる盆の下に直方体状の
台(胴)がついた形をしています。
台の三方向に穴があいていることから、
「三方」[三宝」と呼ばれます。
元々は折敷と台は分離していて使用するときに
台の上に折敷を載せており、
台に載せずに折敷だけで使用することもありました
今では折敷と台が完全に結合したものが
使用されており、折敷だけで使用するものは
三方とは別に用意するようになっています

2.三方の穴の方向はどちら

台の穴の意匠に決まりはありませんが、
宝珠の形がよく用いられ
折敷には縁の板を留めるための綴り目がありますが
これは穴のない側の反対側になるように
作られています
神饌をのせる位置は、神米を中心にして
向かって右側に塩、左側に水となります
この時水器などのふたはとってお供えします。
神前に供える際は、
穴のない側(綴り目の反対側)が神前に向く
ようにします
そして お祀りする時は 親指を
左右の縁に、その他の指を折敷と台に当て、
目の高さに持ちます

なお、三方として他に遠山三方・ゲタ付三方・折敷・長三宝・などがございます。

3.三宝の使い方

三宝は神具のほか鏡餅などを載せるのにも使われて
おります 三宝に榊立て以外の5点を祀る際神具セットの
(大)サイズは7寸以上の三宝をご使用ください
神具セット(中)の場合は6寸以上
 (小)(豆)の場合は5寸以上の遠山三宝か
普通の三宝をご使用ください

4.神鏡

神棚の扉の前には、必ずと言っていいほど設置されています。
御神鏡には、神様の依代としての役割の他に、私たち自身の心の姿を映し出すという意味があります

5.金幣の置く位置

神鏡と金幣は、置き方に決まりはありません。
実際には、お祀りされている神棚や、お手持ちの神鏡、御幣の寸法によって置き方が変わります。
一般的にはお社の扉前に神鏡を置き、お社の扉と神鏡の間に金幣を置いていただくことが多いです
神棚の扉前のスペースが狭く、
神鏡と金幣を重ねて置くことが難しい場合は、
神棚の階段の下に御幣を置いていただくこともあります

6.台所の神様のお話し

食事を作る所であり そこは生命を保つためにも
必要な場所でもある台所には神様がおられます
家の中の火所には火の神様 火伏せの神である
荒神様が祀られています
荒神様は三宝荒神と呼ばれており
激しく祟たたりやすい性格を持つところから、
荒神と呼ばれました。
そして不浄をきらうことから、
火の神に当てられ、竈(かまど)の神様とされました
優しいお顔の如来荒神、
麁乱荒神(そらんこうじん)
忿怒荒神(ふんぬこうじん)
この三荒神が合体したものだそうです
荒神様は竈の神様と同様に竈や火所を守る神様です
以上のことから二神を同一する例もあります
現在では台所に小さな神棚を設け荒神様を祀ったり
火所の近くにお札を貼ったりしています。
三宝荒神はあなたを守り、
害をなす者を滅ぼし、
大いなる金運をもたらすといわれています

7.家守り神のお話し

家を守る神様で有名なのは
恵比寿様・大黒様です
何処の家でも二神を並べて祀っています。
中でも大黒様は古くから寺院の厨房や食物を
貯蔵する倉庫に祀られていることから
居間でも台所食堂の守り神とされています

8.神棚にお飾りする榊ってなんでしょうか

榊は「神」と「木」を合わせた字ですから、
神さまに関わりがある木ということになります。
榊は代表的な神木とされており、神事にも多く使われています。
神棚では左右に榊立てを使い榊を飾ります。
この榊は神様の近くには青々とした榊が合い
またこの青々とした緑を絶やさないように
するために飾ります。(ツバキ科の常緑樹)
ですから榊を枯れさせてはいけません。
1週間に一度などとある程度期間を決めて
取り換えるか枯れ始めたら取り換えるかに
してください。
毎日お供え物をあげる時に榊の水など見て
頂いたら良いと思います。
神棚から下げた榊はご家庭の敷地内で
お焚き上げして頂ければよいですね。
地方により榊は、古来より
育成しない地域によってはヒサカキで
あったり、椿であったり楠であったりしています。

9.家庭の神棚にある注連縄(しめなわ)の向きはどのようにしたらよいのですか

注連縄(しめなわ)は一方が太く、もう一方が細くなっています。
太い方が「元」、細い方が「末」となります。
一般的には神社や家庭では太い方を向かって右に、
細い方を向かって左にします。
但し、神社や地域によっては、これとは反対の向きにすることもあります。
古くからそのようにされていた場合は
その土地ではそれが伝統であり、間違いではありません。
また、縄のない方は「左ない」が一般的ですが、
神社・地方の習慣によっては「右ない」と
「左ない」を抱き合わせたものなどもあるようです。

ハ.神社のお話し

1.絵馬(えま)には何でも書いてもよいのでしょうか?

正しいこと・明るいこと・建設的なこと・希望的なこと、
などであるのがよいでしょう。
欲張ったこと・不正なこと・暗いこと・破壊的なこと・絶望的なこと・ 取り分け呪(のろ)いの類(たぐい)はいけません。

2.神社に飾ってある注連縄のお話し

神社に行くと鳥居に注連縄が張ってある場合が
多く見られますがこれは注連縄から先は
神域(境内)であることを示しています。
神聖・清浄な場所を示すために張られています。
しめ縄は一般と違って稲わらを左無いで編ん
だ縄に紙垂(特殊な断ち方をして折った紙)
をつけたものです。
これは境内の御神木などにも巻かれています。
しめ縄は太さや形状によって各種ありますが
明確な定義は無いようです。
それぞれの神社によって
独自の形式があるようです。
家庭においては神棚に注連縄を飾りますが
大根締めやごぼう締めございます。
大根締めは両端がつぼまり、
ゴボウ締めは片側のみが細くなっています。
年末には各ご家庭で神棚に飾る方が多くなっております。

3.式年遷宮とはなんでしょうか

式年遷宮の制度は、
今から約1300年前に第40代天武天皇がお定めになり、
次の第41代持統天皇の4年(690)に皇大神宮の
第1回目の御遷宮が行われました。
以来長い歴史の間には一時の中断(戦国時代)はありましたが、
20年に一度繰り返されて、来る平成25年には
第62回目の御遷宮が行われます。
遷宮とは、新しいお宮を造って大御神にお遷りを願うことで、
式年とは定められた年を意味します。
神宮には内宮・外宮ともそれぞれ東と西に同じ広さの敷地があり、
20年ごとに同じ形の社殿を交互に新しく造り替えます。
また神様の御装束神宝も新しくされます。

4.願解(がんほどき)」って何ですか

神様に願い事をするのが「願掛(がんかけ)」。
その願いが成就した場合や不要になった場合は「願解(がんほどき)」を
してけじめを付けます。
電話やパソコンでさえ、年中繋(つな)ぎっ放しということは有り得ません
用件が済めば受話器を置き、画面を閉じます。
いずれにしても神様にお願いしたままというのは
失礼極まりないということになります。
そこで「願解」を行います。
「報賽(ほうさい)」もほぼ同じ意味のことばです。

5.破魔矢(はまや)とは何ですか

お正月に神社に参拝した際、破魔矢を受けられる方は多いことかと思います。
破魔矢は正月の期間中に社頭で領布されている授与品の一つで、
その年の干支の絵馬が付いたものがあるなど、
一年間お飾りする縁起物となっています。
破魔矢の由来は、元来、破魔弓と一式になったものであり、
全国各地に見られる年占の際におこなわれた弓射を起源にするものともいわれています。
これは各地区毎に弓射を競い、勝った方がその年の豊作に恵まれるというもので、
作物の豊凶を占うためにおこなわれてきました。
また、正月の男児の遊戯としても用いられていましたが、
江戸時代以降、子供の成長の無事を祈る縁起物として、
装飾を施した弓と矢が男児の初正月や初節句に
贈られるようになりました(女児は羽子板)。
その後、これが簡略化されて矢だけが魔除けとして、
正月に神社で授けられるようになったと考えられます。
破魔矢はその名称の通り、魔を破り、災厄を祓う矢として
信仰されています。
建築の上棟祭の折にも、
鬼門の方角である東北と裏鬼門の方角である西南の方向に向けて、
屋上に二張の飾り弓矢を設け、
鳴弦(めいげん)の儀と称して、
神職が実際にこの方向に向けて弓の弦を打ち鳴らす
所作を行うのもこうしたことに基づくものです。
しかし、破魔という字を当てたのは後世のことであり、
本来「ハマ」とは弓射に用いた丸い的のことで、
各地に濱井場(はまいば)という地名が残るのも初春に「ハマ」を
射た場所であることを意味したものとする説などもあります(柳田国男「濱弓考」)。
さて破魔矢の飾り方についてですが、
神棚や床の間など清浄な場所に飾って戴ければ問題ありません。
矢先の方角についても上棟祭の場合のように
特に決められた方向はないと思います。

6.氏神様と崇敬神社の違いは何ですか

全国の神社については、
皇祖(こうそ)天照大御神(あまてらすおおみかみ)を
お祀りする伊勢の神宮を別格の御存在として、
このほかを氏神神社と崇敬神社の二つに大きく分けることができます。
氏神神社とは、自らが居住する地域の氏神様をお祀りする神社であり、
この神社の鎮座する周辺の一定地域に居住する人々を氏子(うじこ)と称します。
元来は、文字通り氏姓を同じくする氏族の間で、
自らの祖神(親神)や、氏族に縁の深い神様を氏神と称して祀ったことに由来し、
この血縁的集団を氏子と呼んでいました。
現在のような地縁的な関係を指しては、
産土神(うぶすながみ)と産子(うぶこ)という呼称がありますが、
地縁的関係についても、次第に氏神・氏子という呼び方が、
混同して用いられるようになりました。
これに対して崇敬神社とは、こうした地縁や血縁的な関係以外で、
個人の特別な信仰等により崇敬される神社をいい、
こうした神社を信仰する方を崇敬者と呼びます。
神社によっては、由緒や地勢的な問題などにより氏子を持たない場合もあり、
こうした神社では、神社の維持や教化活動のため、
崇敬会などといった組織が設けられています。
氏神神社と崇敬神社の違いとは、以上のようなことであり、
一人の方が両者を共に信仰(崇敬)しても差し支えないわけです。

7.神社の拝殿と本殿の違いのお話

神社に行って拝礼する場所が拝殿ですね。
神様が鎮座する所が本殿です。
常時人々が出入りし拝礼をする建物がありま
すが、この建物は「拝殿」(はいでん)と
言われます。
本殿とは別棟の建物です。
拝殿は、普通 本殿の前方に建っています。
拝殿前ではお賽銭を上げて拍手を打ち拝礼を
して終わりにします。
拝殿は本殿の前に建っているために、直接本殿
を見ることが出来ない場合が多いです
神社で、参拝を済まされましたら、
ぜひ拝殿の横に回ってみてください。
「本殿」が観られます。

8.なぜおはらいをするのでしょうか

神道(しんとう)では人間は本来
「善」であって「清浄」ですがこれが悪霊によってけがされるので
病気や不幸なことが起こるとされています
そこで神社に行き神官に祝詞をあげて
頂き神様に祈願した後に御幣や榊の枝で
祓っていただくと身に付いた穢れ(けがれ)が
落されて人間は元の「善」の姿になって
明るいこころ、素直なこころで幸せに暮らすこと
ができるようになります。
神社の入り口付近に手水舎がありますね
そこで口や手を清めることもそうですね
それから神社に行きますと6月や12月の末に
境内に相撲の土俵をタテにしたような
茅の輪が設けられます。これをくぐると
半年分の不浄が茅の輪に移って清められます
他に祭りにての獅子舞も獅子の激しい舞によって
悪霊を追放されると言われます。
それから裸になって滝にうた水に入り
身を清め悪霊を流し去るのもございます。
人間本来は「善」なのですね。

9.ご神木

神社を特徴つけるのに大きな要素に樹木があります
それは境内でひときわ目に付く 巨木や 古木
又は珍しい樹木を指しています。
大概の神社には大きな樹木が植えられています。
ご神木は神の降臨に当たっての標識であり神の
よりどころでもあります
それには スギやマツ・くすのきそしてイチョウなどがあります
天満宮では梅がご神木に指定されています
それは菅原道真が梅をこよなく愛した人でしたから
ご神木を梅にされたのでしょう。
ご神木に指定された樹木には注連縄がまかれ
シテが下げられています
ご神木に身体を寄せ手のひらをそれにそっと添えると
木の鼓動が伝わってきます。不思議なパワーですね
癒しや元気が頂けます。
この古木らに神社は大きな保険をかけています。
それの負担も大変なようですね

10.神社のお守り袋の中身のお話し

何が入れてあるかご存知ですか
神社に行きますと様々なお守りがありますね。
これは戦後に作られたものです。お守り袋は
ただの袋で袋に入った中身が大切なお守りです
中身の事を「内符」(ないふ)と言います。
昔の人は自分で作った袋の中に内符を入れ
身に付けていました。
また一つの袋に幾つ物のお守りを入れる人も
いらっしゃいました。
今でも神社で内符のみを授与していますが
その紙包みを開けてはいけません 開けると
汚れる事により神様の力が弱まります。
お守りには神様の力が宿っていますから
小さいですが有難い物なのです。
引き出しにしまい放しにするのでなく
洋服のポケットやカバンに入れ普段から
身に付けるようにしましょう。
幸せな日々を皆様が過せますように。

11.誕生してからの神社との関わりは幾つありますか?

神社との関わりは初参りから始まりますが、
人間が成長していく過程で、次段階の期間に
新しい意味を付与する.幾つもの人生儀礼がございます。
生まれたときは誕生日祝。
そして命名のお祝い。
生後7日のお七夜。
ここで初めての神社へのデビュー初参りになります。
初めて迎える初節句。
120目のお食い初め。
初めて迎える1歳の誕生日。
次は男の子と女の子と違いますが七・五・三、
氏神様を詣って無事に成長を祈ります。
余り聞かないですが13歳になると十三参り
がございます。これは智恵もらいともいわれています。
次は成人式20歳。成人年齢を20歳から18歳
に引き下げる民法改正案が閣議決定されまし
たが成立すると変わってくるのでしょうね。
次に来るのが厄年男子は25歳、42歳、61歳。
女子は19歳,33歳、37歳ですね。
次の節目が60歳の還暦、
70歳の古希、
77歳の喜寿、
80歳の傘寿、
88歳の米寿、
99歳の白寿。
人生いまや100年の百寿(紀寿)
最後は葬式になります。
こう見ると神社、寺との関わりは多いいですね。

12.御朱印を受けるには

だいぶ前から御朱印ブームが加熱しておりますが
ご朱印は神社仏閣に参拝した証です。
ですからご朱印だけを受けるのでなくまずは
ご祭神や本尊に参拝してから受けたいものです。
遠い昔修学旅行では参拝もせずにご朱印だけ
を頂いた記憶がございます。あさはかでした。
ご朱印の朱印とは紙面の中央に捺されてあり
その神社の祭神の象徴である朱印を言います。
ご朱印の元をただすと寺院で写経しそれを
奉納した証として授け与えたものでした。
その後一般的に神社仏閣の参拝者が多くなり
ご朱印本来の意味が忘れられ写経を納める事
もなくご朱印が受けられるようになりました。
このような習慣が神社にも影響を与えて明治
時代になると神社でも参拝者にご朱印を出す
ようになったとの事です。
その頃になると神社仏閣の参拝は増加して今
に見られるご朱印帳が登場したようです。

13.手水舎

手水舎とは鳥居をくぐってほぼすぐの所にあり
身を清める所です
昔神社を参拝する時は近くを流れる川の水や
湧き水で手を清めていました。
伊勢神宮を参拝する人は五十鈴川の御手洗場
で身を清めるのはこの名残ですね
手水舎での作法は
まず左手を洗い 次に右手を洗います
手のひらに水を受けその水を口に含ん
で口をすすぎます
もう一度左手を清め柄杓を立てて残った水を
柄に流して清めた後に元の位置に戻します

14.おみくじ

おみくじを引きました
扱い方はどうしたらのお話し
神社に参拝しますと今ではオーソドックスな
おみくじの他様々な形をしたおみくじが
楽しめます
おみくじを引くと運勢(大吉・吉 )と個々
の運の判断(金運 仕事運 恋愛運など)が
書いてあります
おみくじが大吉であっても浮かれずに精進し
まししょう とか凶でも用心して誠実にすれ
ば神様のご加護がありますよ
といった人生の大切な導きがございますが
その導きを守る事が大切ですね。
このような事から持ち帰り時々読み返すこと
が良いようです。又おみくじの内容や運勢を
神に託すという意味では境内の樹木に結ぶ
ことが良いとされてきました
樹木をいためるという点で結び所を設けている神社もございます。

15.絵馬のお話し

神社に対して昔から行われてきた神馬の奉献
に代わって土や木や紙で作られた馬の献上が
行われるようになり その板に馬の絵を描い
て献するようになったのが始まりといわれて
います。
そして鎌倉時代には絵馬の習慣が一般的にな
り板の上部を緩やかな屋根状にした物が用い
られるようになりました。
絵馬の発祥は京都の貴船神社といわれています

16.お賽銭のお話し

神様にお賽銭をお供えするようになったのは
貨幣経済が浸透し始めた時からだと思います。
もともとお供えはお米が主流でした。
その年にとれた大事なお米を神前に奉げておりました。
白い紙で包んでお供えされるお米は「おひねり」
と呼ばれていました。
貨幣が普及するにしたがってお米の代わりに
お金をお供えするようになりました。
それにより賽銭箱が置かれるようになりました。
賽銭は「散銭」(さんせん)と言いまして
これももともとはお米をまく「散米」から
派生した物で罪穢れを付着させたお米お金を
落とすことで投げた人は祓い清められると
いう事です
賽銭箱にお金を投げ入れる方
滑らすように丁寧に入れる方
どちらも正しいようですね。

17.ペットとの神社参拝のお話し

ペットにも「ご利益がありますように」と
ペットと一緒に参拝する飼い主さんも多く
見かけますね
ペットは今では家族の一員であり伴侶動物
とも呼ばれています。
家族ともペットも幸せであってほしいと願う
気持ちはごく自然なことでしょう。
神社によってはペットのお祓いや七五三も
行っております
動物同士がけんかになったり又人に吠え
かかったり境内で粗相を去れては困りますが
最低限度のマナーは守ってお参りしたら良いですね。

18.神馬(しんめ)のお話し

神馬とは神社に奉納された馬(雄馬)の事です
古来馬は神様が乗られる乗り物とされて来ました
神様が人間界にいらっしゃるのに馬は欠かせ
ない乗り物でした
しかし神馬がいる神社は今少ないですね。
これは神事の傍ら神馬の世話をする事は
大変な事で専門的知識も必要になるかと思います
ですから生きた馬の代わりに神馬の銅像を
境内に配地をして装飾された神馬像を境内に
納めています
神社に付きものの絵馬も生きた馬を奉納する
代わりに馬の絵を板に書いた事がはじまりとの事です。
馬の種類に特に決まりはありませんが
一般的に白馬を重んじでいますね

19.初詣のお話し

新年初めで神社やお寺に参拝する事を
初詣といいますがこれが一般的に広まったのは
明治時代と言われています
それまでは「年籠もり」(としごもり)と
言いまして氏神様のお宮さんに一家の主が
大晦日から元日にかけて籠もり歳神様をお迎え
する風習がありました。
この年籠もりの歴史は古くからあり平安時代の
書物にはその言葉が出てきています。
一般的に初詣は歳神様がいらっしゃる「幕の内」
の期間が良いとされています。
ただし幕の内は地域によって差があります。
初詣の期間は厳密には決まっていませんが
その年初めて神様に挨拶すると言う気持ちが
あれば初詣ではないでしょうかね?。

20.神主さんが持っている木の板のお話し

神主さんが持っているものは笏(しゃく)
と呼びます。
本来は威儀(いぎ)を正すためのものですが
メモを貼り付けて用いたり、縦(たて)に
割って笏拍子(しゃくびょうし)に使ったり
することもあります。
素材は古くは櫟(いちい)の木を用いました
位が一位になるようにという貴族の願望から
出た語呂合わせによるものと言われます。
なお「笏」の訓はコツですが、シャクとする
のは音が「骨」に通ずるのを嫌ったためです。
昔は、象牙製の牙笏(げしゃく)もあった
ようですが、今はすべて櫟(いちい)・椎(しい)
樫(かし)・桧・黒檀などなどでつくられた
木製の木笏(もくしゃく)を使っています。
※「威儀(いぎ)を正す」とは・・・身なりや
形を整え、礼儀・作法にかなった動作、立居
ふるまいをすることをいいます。

21.安産祈願に行きたいのですが!

安産祈願 これは人生儀礼の一つですね
これは、通過儀礼とも呼ばれ、
その人が生まれてから死ぬまでの間、或る段階
ごとに行われる儀礼です。
ですからお誕生・成年・結婚・病気・厄年・
算賀(長寿の祝賀)・葬儀などの家庭生活上の
儀礼と これに対して社会生活上の
入園式・入学式・入講式・入団式・入信式
などがあります
一般的には妊娠5ヶ月の戌の日にお参りされる
ことが多いようです。
まず本人の健康に留意することが一番です
他に葬式や火事に出会わないようにするなどの事も
言われています。
何よりも誕生する赤ちゃんが健康なら何よりです

22.神使(しんし)ってなんでしょうか

神道において日本では古くから様々な動物
などがある特定の神様と結び付けられています。
これを神の使者(使い)もしくは神の眷属
(けんぞく)とされてきました。
対象になった動物は鳥類・哺乳類・爬虫類
など等幅広く言い伝えられています。
神使とされる動物はねずみ・牛・虎・うなぎ・
鯉・海蛇・しか・狐等と幅広くなっています。
基本的には神使の動物は神様の代理(化身)
と言う身分ですがその動物のもつ超能力・
霊力が神格化されて動物自身が神として崇拝
されていることもございます。
もっとも有名なものは狐の稲荷神でしょう。

23.金品をお供えするときの表書きの書き方について教えて下さい。

御神前に金銭や食物、お酒などをお供えする際に記す
表書きには幾つかの書き方があります
「御神前」「御供」「玉串料」「御榊料」「初穂料」等の書き方が一般的です。
「御神前」「御供」という表書きは説明するまでもありませんが、
「玉串料」「御榊料」とは玉串や榊の代わりに、
また「初穂料」とはその年に初めて収穫されたお米の代わりに、
それぞれお供えする料であることを意味しています。
このほか「上」や「奉献」「奉納」と書かれる場合もあります。
「上」はよく神様や目上の方に対する御礼の際の表書きに用いられる語です。
「上」はお神札(ふだ)・お守などの授与品や撤下神饌を入れる
袋の表書きにも用いられていますが、この場合、
撤下品は神前にお供えする際、「上」と記すのであって
「上」とはあくまでもお供えをする神様に対して用いられている
語ということができます。
一方、お神札やお守が御神霊の御加護を戴く
尊貴なものなので丁寧さを表現するために
「上」を表書きにしていると考えることもできます。
このほか、神式の葬儀のお供えに関しては
「御霊前」や「玉串料」「御榊料」といった表書きが用いられます
市販の不祝儀袋には「御霊前」とあっても、
蓮の花の文様が付いている場合がありますが、
これは仏式用のものなので注意して下さい。
表書きには、神事に用いられる以外にも
冠婚葬祭を通じてさまざまな書き方があり、
自らの気持ちを伝える意味でも大切なものということができます。

24.古い神札(しんさつ)やお守(まも)りはどうすればよいの

神社に持って行くと「古札収め所」があります。
ここに収められた神札は「お焚(た)き上げ」を致します。
なお神奈川県内の神社では「お祓い袋」を実費でお分かちしています。
この袋には全てを祓う大祓詞(おおはらえことば)が印刷されています。
これに人形などを入れれば、ごみ収集車に渡しても差支えがありません。

ニ.神事のお話し

1.家を新築したいのですがどのような事をしたら良いのでしょうか

古くから家屋を建てる場合、祭が執り行なわれてきました。
これは、土地には宇斯波岐(うしはき)
神様がおられるとの日本人の深い信仰に基づいています
家を建てるとき地鎮祭や上棟祭 新宅祭等ございます。
地鎮祭(地祭)
昔は鎮地祭(ちんぢさい、とこしづめのまつり)
と言いましたが、
現在は地鎮祭または地祭(ぢまつり)と呼んでいます。
工事着手の時にこの土地の産土神様と守護神を祀って
その敷地のすみずみをお祓いして、
家の益々の繁栄と工事の安全を祈願し、
鍬入れし、鎮物を埋納する重要な祭です。
上棟祭(建前)
「むねあげまつり」又は「たてまえ」等といわれ
棟木を棟にあげる際に家屋の守護神や工匠
の神様にこれまでの工事の感謝と
、竣工までの加護を祈願する祭です
新宅祭
建物が完成すると、家そのものにも神霊が宿ります
その他 火の神、水の神、産土大神等に対して、
建物が無事完成したことを報告し感謝すると共に、
家屋がいつまでも安全堅固であり、永遠に繁栄
することを祈願してまつりを行い、また神棚を奉斎します。
これらは一般家庭の建築に伴う主なまつりですが、
大きな工事にあたっては、このほかに
立柱祭、鋲打祭、定礎祭、竣工祭等のまつりが
執り行なわれます
一つ一つ意義のあるもので執り行ったら
良いかと存じます

2.庭の木を切るときにお祓いは必要でしょうか

一般的に樹木や草木には、精霊が宿るとされています。
樹木や岩石は神の依り代として古くから広く信仰されています。
「木」の語源は「生」で生成繁茂する様子によるとの説があるように、
樹木は生命力を象徴するものとして大切にされてきました。
樹木を神聖視する例は古くから世界中にありますが、
それを現代までに引き継いでいるのは日本だけかもしれません。
神社の森は無論のこと屋敷内の大木などを伐採するときは、
樹木に宿る木霊に感謝して鎮まっていただくために、
神職によるお祓いを行ないます

3.井戸を埋める時はどうしたらよいのでしょうか

井戸を埋める時は無論のこと
同じ敷地内に古井戸があるときも同じですが
工事を始める前に 必ず井戸埋めのお祓いを致します
長い間水の恵みを与えてくださった
水の神様「弥都波能売神(みつはのめのかみ)・
御井神(みいのかみ)」
に井戸を埋めることを奉告するとともに、
御神徳に感謝しまた今後も災害が無いように祈願します。
便所の取り壊しや埋め戻しなども同じです。お祓いを致します。

4.解体清祓ってどんなお祭り

建築に関するお祭りで意外に忘れがちなお祭りが、
取り壊しのお祭りです。
古くなった建物を壊すにあたって行われるお祭りが
「解体清祓」や「取り壊し始祭」と呼ばれるお祭りです。
まず建物を祓い清め、
家屋の守り神である屋船久久遅神と屋船豊受姫神に対して、
これまで長年にわたり、
何事もなく無事に過ごさせていただいた
感謝の気持ちを表すとともに、
取り壊しの事情を奉告し、
また、お許しをいただき、
解体工事がすみやかに無事終了するように
祈願するお祭りです。

5.増築・改築でもお祭りはするのでしょうか

建築に関するお祭り全般にいえることですが、
日常生活に密接に関わっている家屋や屋敷地内に
手を加える造作などに際しては、
それぞれをつかさどる神さまに対して、
工事にいたる事情を奉告し、
工事の安全はもとより
平安な生活を送るための祈りを
捧げるおまつりが必要となります。
また、建物・敷地の構造物が変わるということは、
その家の家相にも影響を及ぼしますので、
古来より注意を要するものとされてきました。
清々しい新生活を送るためにもきちんとした
お祓いを受けなければなりません

6.竣工祭

建物が完成し、入居するにあたり行うお祭りです。
新築した建物を祓い清め、
神さまに無事完成したことを奉告し、
建物が末永く丈夫であること、
そこに住む人々が繁栄することをお祈りします。
最近は、地鎮祭のみ行い竣工祭を
省くことが多くなってきたようですが、
地鎮祭から工事を見守っていただいた氏神さまに、
無事の完成を奉告するのも大切なことです。
また、工事にあたっては、
近隣の人々もあたたかく見守ってくださったことでしょう。
建物のお披露目とともに、神さまや工事関係者、
ご近所の方々に感謝の気持ちをあらわし、
気持ちよく新生活をはじめたいものです。

7.家相について

そのほか、
北東の方角を「鬼門」として忌み嫌います。
鬼門とは病疫が出入りし、
災いをもたらす方角であるとされ、
都市ではその方角に鬼門除けの社寺を祀りました。
以上のことは、
家屋についても同様で、
特に建築に際しては鬼門の方角
に玄関や便所、風呂・台所をつくることは避けます。
このほか、
家屋の間取りなどにも詳細な吉凶判断の基準があり、
家相は現在でも民間信仰として根強い影響があります。
しかし、土地事情により、
全ての条件を充たすのはたいへん難しく、
致し方のない場合はそれぞれにあった対応を図らなければなりません。
いずれにしても家屋を清浄な環境に保ち、
家族が円満に暮らすことが何よりも大切なことといえます。

8.上棟祭(じょうとうさい)

「たてまえ」「むねあげ」ともいわれ、
柱がたち、棟木を上げる際に行われるお祭りです。
地鎮祭では土地の神さまをお迎えしましたが、
上棟祭では建物の神さまや匠の神さまをお迎えします。
それらの神さまと氏神さまを記した棟札を中央の柱に貼り、
棟木には上棟幣(じょうとうへい)を立て、
魔よけとして弓矢などを飾り、
曳綱(ひきつな)の儀(棟木を棟に曳き上げる)、
槌打(うちうち)の儀(棟木を棟に打ち固める)、
散餅銭(さんぺいせん)の儀(お餅や小銭などを描く)を
行うことが多いようです。
ご近所の方々に、小銭やお餅などをふるまい、
直会(なおらい)では、
建主が工事関係者の日頃の労をねぎらいます。
上棟祭は、
建主と工事関係者、ご近所の方々との交流の場でもあるのです。

9.地鎮祭の日取りについて

一般的に地鎮祭の日取りは
大安・友引・先勝の午前中が良いとされています。
又大安・友引・先負の午後も同じく良いとされています
出席される関係者全員の都合に合わせるのが良いでしょう
前もって神社には予約を忘れずに入れておきましょう。
神主様に前もってお伝えすべきこと
祝詞(のりと)の関係で事前に
施主の名前・現場の住所(番地も)・施工業者名・設計者名を
書面にてお渡しください。
またお供え物の手配・竹・しめ縄・砂・テント・椅子
などの手配・準備  そして神主様の送迎など打合せも忘れずに。

10.地鎮祭とは

とこしずめの祀りとか じまつりともいわれます。
土木・建築などの起工に先立ちその土地の神様に
工事の無事屋永遠の加護を祈る儀式です。
神主の探し方
地鎮祭には、一般的には 氏神様 と
呼ばれるその地域の守り神として
御祀りされている神社にお願いするのが普通です
氏神様が分からないときは
その土地に以前から住まわれている人にお尋ねてください

11.建物のお祭り

家とは単なる建築物ではありません。
古くから、日本人は、お正月には歳神さま、
お盆には祖先の御霊を家にお迎えする伝統を大切にしてきました。
家とは神さまをお迎えする特別な場所でもあるのです。
また、家を建てるときには、工事の無事や安全を
神さまに祈る神事が行われます。
それは長い時間を経て現在に伝えられ、
ビルや工場などを建てるときも同じように行われます。
「地鎮祭」、「上棟祭」、「竣工祭」など、私たちは節目ごとの
祝いを神さまに感謝し、喜びをともにしてきたのです。

12.清め塩について教えて下さい。

清めに塩を用いることは、我が国の宗教的習俗であり、
海水を意味する「潮」とも通じてさまざまな風習があります。
古くは記紀神話に、黄泉の国(よみのくに)から戻った伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が自らの体に付いた黄泉の国の穢(けがれ)を祓うため、
海水で禊祓(みそぎはらい)をおこなったことが記されています。
このことが民間においては、「潮(塩)垢離」(しおごり)
といって海水を浴びて身を清めたり、海水を沸した「塩湯」(えんとう)が、
病気治療や無病息災のために用いられるといった風習に繋がってきました。
これも塩が持っている優れた浄化力や殺菌力を知っていたためです。
現在、神社の祭りおけるお祓いでも、
塩水でお清めをおこなう塩湯が用いられます、
葬儀の際など、一般で塩が用いられるのも、こうした信仰に基づき、
非日常と日常とをわける清めの行為を象徴的におこなったものといえます。
塩の力に祓いの願いを託すことは、祖先から受け継がれた英知なのです。

13.玉串奉奠の作法

神社で祈願するときやお祭りをおこなうときには、
神さまに玉串という榊(さかき)の枝を捧げます。
玉串は、みずみずしい榊の枝に木綿(ゆう)、紙垂(しで)
といわれる麻や紙を取り付けたもので、私たちの祖先は遠い昔から
榊に神々を招き、また神前に榊を供えてお祭りを行ってきました。
神前に進み、玉串を通して自らの誠の心を捧げて、
神さまのお陰をいただきましょう。
1.玉串を胸の高さに捧げ持ち、案と呼ばれる机の前に進み一礼します。
2.玉串を時計回りに九十度回し、縦に持ちます。
3.左手を下げ両手で玉串の根元を持ち、祈りをこめます。
4.さらに玉串を時計回りに回して、根元を神前の方へ向けます。
5.玉串をそのまま案の上にお供えし(置き)ます。
この後二拝二拍手一拝の作法(前述)でお参りします。

ホ.神棚板のお話し

1.神棚板

神棚板の一般的に材質はひのきが多く使われています
寸法は二尺五寸・三尺・三尺六寸五分・四尺・六尺もっと大きい物では九尺もございます

ヘ.祖霊舎のお話し

1.祖霊舎とは

祖霊舎は、神道において祖先の霊を祭るための神棚です。
神道による祖先祭祀において、仏壇に代わる物として登場しまた。
神棚よりも低い位置に祀るものだとされています。
仏教における仏壇に当たるものですが、
本来仏壇とは仏像を祭るためのものであるのに対して、
祖霊舎は祖先の霊を家の守護神として祭っております

2.神道葬祭のお話し

多くの家庭には家庭の中に祖先の御霊を祀る
設備がされています。
多くが仏壇ですが神道の場合は
祖霊(祖先の霊)を祀る舗説を祖霊舎と
称しています。
祖霊舎の榊やお供え物は神棚へのものと
基本的に同じと考えて差し支えございません。
喪中の時は神棚の宮形の扉は閉じ神棚の上
又は前に白紙1枚を貼り下げます。
喪に服しているうちは総ての祭祀を
避けなければなりません。

3.神道の忌と服のお話し

神社本庁では次のように忌服期間を定めています
父母・夫・妻・子          10日
7歳未満の子             5日
祖父母・孫・兄弟姉妹         3日
曽祖父母・曾孫・甥姪・伯父・伯母   3日
高祖父母・玄孫・兄弟姉妹の孫・
従兄弟従姉妹・従祖父母   1日
忌とは死を恐れ忌み憚るという意です。
死の穢れのある期間は派手なことを控え身を
慎み故人の死を悼み御霊を和めるようにしましょう。

4.結婚式などの慶事の直前に身内に不幸があった場合は、どうすればいいの?

最寄りの神社にご相談の上、忌明けのお祓いを
お受けになるとよいでしょう。

仏式のお葬式を行った時でも、神主さんに忌明けのお祓いをしてもらうの?
神葬祭、仏式葬を問わず、
死後五十日後に「忌明け祓い」を受けて忌明けとなります。
「忌明け祓い」とは、
家族の死という、この上のない大きな悲しみを乗り越えるための区切りの儀式として
「これ以上に不幸が重なりませんように」という祈りと
「家内安全」の願いを込めて家や家族のお祓いを行うことです。
「忌明け」を迎える時には、
事前に神職に依頼して「忌明け祓い」を受けましょう。

5.不幸のあった年は、正月の祝い事はできないのでしょうか

お伊勢さまや氏神さまのお神礼も受けられないの?
その家の主人、または喪家が 「忌明け」をしている場合には、
お正月を迎えることも、
お神札を受けることも年賀状を出すことも、支障ありません。
しかし、「忌明け」していない場合には、
小正月または旧正月にします。
その際、年賀状のかわりに、近況報告をかねて、
「寒中見舞い」を出すことも一つの方法です。

6.家族が亡くなった時、神棚はどうすればいいの?

神棚に家族が亡くなったことを奉告し、
扉を閉め、正面に白い紙を貼って覆い、
忌明けまで、お供えやお参りを遠慮します。
また氏神の神社にも、身内以外の者を使いにたてて奉告します。
なお白い紙は「忌明け」の時にはがし、
神祭りも日常に戻します。

ト.外宮のお話し

1.外宮(外祭用祠)の祀り方。

家の中にお祀りする内祭(神棚)に対して
外に祀る祠を外宮と言います。
新しく外宮を祀る場合は清い場所が望まれます
向きは神殿の正面が東又は南に向くように設置
する場所を見つけます。
そして境内地は他の地より少し高めに致します。
又他と区別するために植栽を植えたりしまします
外宮を選ぶにはまずご神体または神札が入るものを選定します。

これは外宮の商品説明書きに内寸寸法が書か
れていますから参考にされた方が良いかと思います。
中に楊箱(やないばこ)・唐びつを納める時も
寸法に気を確かめた方がよいでしょう。
神社などから神札を頂き、神札をお祀りする
場合は毎年新しい神札に取り換えてください。

チ.鳥居のお話し

1.鳥居って何ですか

鳥居は神社を表示し、また神社の神聖さを象徴する建造物ともいえます。
鳥居は神社の内と外を分ける境に立てられ、
鳥居の内は神様がお鎮まりになる御神域として尊ばれます。
また、特定の神殿(本殿)を持たず、山など自然物を御神体、
または依代(よりしろ)としてお祀りしている神社の中には、
その前に鳥居が立てられ、神様の御存在を現すものとして重視されています。
鳥居の起源については、
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
が天の岩屋にお隠れになった際に、八百万の神々が鶏を鳴せましたが、
このとき鶏が止まった木を鳥居の起源であるとする説や、
外国からの渡来説などがあります。
鳥居は、その材質・構造も多種多様で、
それぞれの神社により形態が異なります。
一説には六十数種類の形態があるともいわれており、
代表的なものとしては、鳥居上部の横柱が一直線になっている
神明(しんめい)系鳥居と、
この横柱の両端が上向きに反っている明神(みょうじん)系鳥居があります。

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